人面付壺形土器「いずみ」がギリシャの博物館で展示されます

常陸大宮市泉にある泉坂下遺跡から出土した国指定重要文化財の人面付壺形土器「いずみ」が、ギリシャで開催される特別展「日本の美の原点」で展示されます。この展覧会は、東京国立博物館がオリンピック発祥の地ギリシャにて、縄文時代から古墳時代までの日本の原始美術を紹介するものです。
「いずみ」が海外で展示されるのは今回が初めてです。

人面付土器

展覧会名:特別展「日本の美の原点」
会期:2023年6月2日(金)~9月24日(日)
会場:ギリシャ共和国 イラクリオン考古学博物館
主催:東京国立博物館、ギリシャ文化スポーツ省
特別協力 :文化庁、朝日新聞社、NHK、NHKプロモーション、東映

詳細についてはこちらをご覧ください(東京国立博物館ホームページ)
https://www.tnm.jp/modules/r_db/index.php?controller=list&t=exhibition_overseas

人面付壺形土器「いずみ」とは

「いずみ」は、常陸大宮市泉に位置する泉坂下遺跡から出土した人面付壺形土器です。2017年に国の重要文化財に指定されています。「いずみ」の大きさは77.7cmと国内最大です。

泉坂下遺跡とは

泉坂下遺跡は弥生時代中期(約2300~2200年前)の再葬墓遺跡です。2017年に常陸大宮市初となる国史跡に指定されました。
再葬墓とは、遺体を一旦土に埋めるなどして一度葬ったあと、骨になった遺体を壺などに納めて改めて埋葬したお墓のことです。縄文時代や弥生時代に行われ、特に弥生時代の中ごろの東日本に見られます。

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  • 【更新日】2023年5月9日
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