セイタカアワダチソウの生息域の拡大防止にご協力を!
日本には現在数多くの外来種が生息するようになっており,常陸大宮市においても多くの動植物が広範囲にわたり分布しています。特に秋に黄色い花を咲かせるセイタカアワダチソウの群生は市内の至る所で目にとまります。
所有地などに繁茂しているセイタカアワダチソウをできるだけ駆除することにより,生息域の拡大防止を図り,在来動植物の生息環境を保つことによって,古き良き日本の原風景を取り戻しましょう。
市民の皆様のご協力をお願いいたします。
- セイタカアワダチソウとは
- セイタカアワダチソウは,環境省の要注意外来生物リストに載っているキク科の多年草植物
- 茎は直立し,高さ2~3メートル
- 茎の基部から四方へ走出枝を出し,その先に新苗をつくるので容易に大きな群落となる
- 開花時期は10~11月,多数の黄色の頭花を大きな円錐(えんすい)型に配列し咲く
- 根や地下茎から周囲の植物の成長を抑制する化学物質を出し周囲の植物の生育を阻害し,勢力を拡大するが,この物質はセイタカアワダチソウ自らの生育をも阻害する
- 河川敷,土手,荒地,原野,休耕地,道端,空地などに生育
- 市内での分布状況
- 市内の分布状況は平成23年度の調査によると,平地である大宮地域での生息が最も多く,比較的住宅地など人の出入りが多い場所などでの分布が確認されました。山方・美和・緒川・御前山地域においても平地においては生息が確認されましたが,山あいに入るとひらけた場所であっても,人の出入りの少ない場所においては分布があまり確認できませんでした。
- 市内の分布状況は平成23年度の調査によると,平地である大宮地域での生息が最も多く,比較的住宅地など人の出入りが多い場所などでの分布が確認されました。山方・美和・緒川・御前山地域においても平地においては生息が確認されましたが,山あいに入るとひらけた場所であっても,人の出入りの少ない場所においては分布があまり確認できませんでした。
- 駆除の方法
- 根から抜き取ってください
- 5月から10月までの期間中に2回以上刈り取りましょう。特に花が咲く10月から11月に刈り取ることで,種子の飛散による拡大を抑制することができます。