PFOS・PFOA検査結果 [PDF形式/65.47KB] PFOS・PFOAとは
ペルフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)とペルフルオロオクタン酸(PFOA)は、いずれも有機フッ素化合物の一種です。独特の性質(水や油をはじく、熱に強い、薬品に強い、光を吸収しない)を持ち、撥水剤、表面処理剤、乳化剤、消化剤、コーティング剤等に用いられてきました。
有機フッ素化合物による人の健康への影響は、まだ研究段階です。しかし、PFOSやPFOAは安定な構造であるため環境中で分解されにくく、蓄積性を有することから、現在、国内外において製造・使用等が規制されています。
水道水におけるPFOS及びPFOAについては、法的な規制値を設定している国はなく、一部の国で目標値等が設定されているものの、検出状況の把握や最新の科学的知見の収集が現在も行われていることから、その値は各国で異なっています。
一方、国内においては、令和2年4月に厚生労働省において、水道水の「水質管理目標設定項目」として位置づけられ、暫定目標値「50ng/L※1(PFOSとPFOAの合計値)以下」が設定されました。目標値は、「体重50kgの人が、一生涯にわたり1日2Lの水を毎日摂取し続けても、健康への悪影響がないと推定される濃度」として算定されています。
※1 ng/Lとは、水1リットルあたり10億分の1グラムの物質が溶解していることを表します。
PFOS・PFOAの水質検査について
現在、常陸大宮市では、PFOS及びPFOAの水質検査を定期的に行っています。
全ての採水地点にて、暫定目標値を下まわっており、常陸大宮市の水道水の安全性を確認しております。
以下のとおり、最新の水質検査結果をお知らせします。