ホストタウンとしての取組
1.ホストタウンとは |
東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けて,参加国・地域との人的・経済的・文化的な相互交流を行う地方公共団体を国が登録するものです。
2.パラオ共和国と常陸大宮市のつながり |
先の太平洋戦争中にパラオ共和国ペリリュー島で行われた,日本軍とアメリカ軍の地上戦闘では,日本軍守備隊10,500名に対しアメリカ軍48,000名の壮絶な死闘が繰り広げられ,日本軍守備隊の戦死者は10,022名となりました。日本の主力部隊が茨城県水戸市に駐屯地を置いた「水戸歩兵第二連隊」であったことから,茨城県出身の方が2,320名,その中に常陸大宮市出身者も75名含まれていました。
また,終戦から1年半以上たった昭和22年4月までペリリュー島で戦闘を続けた元日本兵34名が生還し,その中に本市出身者が1名いました。
戦後は,遺族を中心としてパラオ共和国への慰霊訪問が行われ,現在に至るまでパラオの人々と交流があります。
関連資料
3.宮城県蔵王町との連携について |
常陸大宮市と同様に,宮城県蔵王町もパラオ共和国と歴史的なつながりがあります。また,東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会のパラオ共和国の「ホストタウン」として国の登録を受けました。
そのような中,2016年(平成28年)12月に,両市町においてパラオ共和国選手団の事前キャンプの受入れや同国との相互交流の実現に協力し,さらには,両市町の交流を深めることを目的とした「蔵王町・常陸大宮市東京オリパラ推進協議会」を設立しました。
2017年4月には,パラオオリンピック委員会・蔵王町・本市の三者により,東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けたパラオ選手団の受入れに関する基本合意書を締結し,2018年,2019年には,蔵王町及び本市において事前キャンプを実施しました。また,各市町や東京都において行われたホストタウンPRイベントに共同で出展するなど,連携を図っています。
2021年(令和3年)2月5日には,パラオのホストタウンが縁で,蔵王町と友好都市協定を締結しました。
4.パラオ共和国からの研修生受入について |
2017年度(平成29年度),常陸大宮市ではホストタウン交流計画に基づき,パラオ共和国より3名の研修生を受け入れました。研修生3名は日本語の学習をしながら,日本の文化や歴史を学び,東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた総合的な研修を行いました。
2019年(令和元年)9月には,二度目となるパラオからの研修生受入事業を実施し,常陸大宮市において2名(うち1名は二回目)が研修を行いました。研修生2名は,市の伝統文化である「西の内紙」や「御前山焼」の作り方を学んだほか,地域のイベントに参加するなどして市民の方と交流を行いました。また,研修活動を通して学んだことや常陸大宮市の魅力をSNSを活用してパラオへ発信し,パラオの国民に向けたPRをしました。
4名の研修生は,研修終了後「常陸大宮国際交流大使」として常陸大宮市とパラオの「懸け橋」として,ホストタウン交流事業などのサポートを行っています。
研修生の受入れに際し,ご支援・ご協力いただきました皆様には,厚く御礼を申し上げます。
関連資料
【第1期 研修生受入事業】
・研修生活動実績報告書についてはこちら
・学校訪問交流事業総括報告書はこちら
・研修生活動実績報告書についてはこちら
5.これまでに開催したイベントなど |
〇2017年度(平成29年度)オリンピアン・パラリンピアン交流事業
オリンピアン:岡崎 朋美 氏 |
パラリンピアン:半谷 静香 氏 |
〇2018年度(平成30年度)パラオフェアin Hitachiomiya
パラオ政府観光局 芝村 剛 代表 |
高校生の皆さんとジェニー・オテイ氏 |
オリンピアン:野上 修 氏(常陸大宮大使) |
パラリンピアン:三宅 克己 氏 |
○2019年度(令和元年度)ホストタウン交流モデルプロジェクト
オリジナルエコバックを作成する児童 |
みんなで記念撮影 |
〇2019年度(令和元年度)クッキングプロジェクト in Hitachiomiya
※主催:駐日パラオ共和国大使館
![]() 日・パラオ外交関係樹立25周年記念ロゴマーク |
クッキングプロジェクト参加者との記念撮影 |
〇対日理解促進交流プログラム「JENESYS2019」
※主催等:外務省・公益社団法人 青年海外協力協会
小瀬高生徒との交流(音楽) ホストファミリーとともに 西の内紙絵付け体験
第1回講師:藤稿 亜矢子 先生 |
第2回講師:芝村 剛 先生 |
第3回講師:松岡 洋司 先生 |
〇<ハローオリンピズム事業>JOCオリンピック教室 ※主催:日本オリンピック委員会
講師:蛯沢 大輔 氏 |
生徒による発表 |
○パラオフェア2020&常陸大宮市主催 オリンピック・パラリンピック スポーツフェスティバル
カウントダウンボード発表セレモニー |
イタボリ体験会 |
パラオ政府観光局 芝村代表によるパラオの観光紹介 |
パラオオンラインツアー |
室伏由佳氏による講和 |
長崎峻侑氏のトランポリン体験会 |
ブラインドサッカー体験 |
6.ホストタウンPR活動 |
常陸大宮市では,東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けたパラオ共和国のホストタウン・事前キャンプ地として,各種イベントにおいてホストタウンPR活動を行っています。
関連資料
・2019年度(平成31年度/令和元年度)ホストタウンPR活動実績 (2019年11月1日現在)
関連リンク |
関連ファイルダウンロード
- 【ホストタウン交流事業モデルプロジェクト】PDF形式/1.97MB
- <ハローオリンピズム事業>JOCオリンピック教室PDF形式/1.16MB
- パラオセミナー in HitachiomiyaPDF形式/1.11MB
- 2019年度(令和元年度)クッキングプロジェクト in HitachiomiyaPDF形式/1.46MB
- 2019年度(平成31年度/令和元年度)ホストタウンPR活動実績PDF形式/1.15MB
- H30パラリンピアン交流事業PDF形式/700.04KB
- H30オリンピアン交流事業PDF形式/1.14MB
- 2018年度(平成30年度) ホストタウンPR活動実績PDF形式/1.25MB
- 2018年度(平成30年度)ホストタウンPR活動実績PDF形式/914.26KB
- 2017年度(平成29年度)ホストタウンPR活動実績PDF形式/1.27MB
- 2018年度(平成30年度)パラオフェアin HitachiomiyaPDF形式/835.25KB
- 2017年度(平成29年度)オリンピアン・パラリンピアン交流事業PDF形式/631.64KB
- パラオ共和国研修生学校訪問総括報告書PDF形式/3.64MB
- 交流計画概要PDF形式/867.8KB
- パラオ共和国と常陸大宮市の関係PDF形式/548.4KB

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