○常陸大宮市消防吏員服制規則

平成16年10月15日

規則第142号

(趣旨)

第1条 この規則は,消防組織法(昭和22年法律第226号)第16条第2項の規定に基づき,常陸大宮市消防吏員(以下「消防吏員」という。)の服制に関し必要な事項を定めるものとする。

(服制)

第2条 消防吏員の服制は,別表第1から別表第5までのとおりとする。

(その他)

第3条 この規則に定めるもののほか,必要な事項は,消防長が定める。

この規則は,平成16年10月16日から施行する。

(平成19年規則第29号)

この規則は,公布の日から施行する。

(平成27年規則第3号)

この規則は,平成27年4月1日から施行する。

別表第1(第2条関係)

消防吏員服制

冬帽

濃紺色とすること。

製式

円形とし,前ひさし及びあごひもは,黒色とすること。

あごひもの両端は,帽の両側において金色金属製消防章各1個で留めること。

天井の両側にはと目を付け,通風口とすること。

天井の内側には,汚損よけを付けること。

形状は,図のとおりとする。

き章

銀色金属製消防章をモール製金色桜で囲むものとすること。

台地は,濃紺色とすること。

形状及び寸法は,図のとおりとする。

周章

帽の腰周りには黒色のななこ織を巻き,消防司令以上の場合には蛇腹組金線及び蛇腹組黒色線を,消防司令補の場合には蛇腹組黒色線を巻くものとすること。

形状及び寸法は,図のとおりとする。

冬服

上衣

冬帽と同様とすること。

製式

折り襟とすること。

胸部は二重とし,消防章を付けた金色金属製ボタン各3個を2行に付けること。

左腕に消防吏員章を付けること。

形状は,図のとおりとする。

階級章

黒色の台地とし,上下両縁に金色刺しゅう状を施し,中央に平織金線及び銀色消防章を付けること。

階級章は,右胸部に付けること。

形状及び寸法は,図のとおりとする。

消防長章

銀色の台地とし,金色線3条及び黒色線2条を配し,中央にいぶし銀色の桜葉及び銀磨きの桜花で囲んだはめ込みの金色消防章を配すること。

形状及び寸法は,図のとおりとする。

襟章

左襟に常陸大宮市を表徴する金属製バッジ1個を付けること。

そで章

黒色しま織線1条に消防司令補以上は蛇腹組金線1条を,消防士長は蛇腹組銀線1条を表半面にまとい,消防司令以上の場合には,その下部に金色金属製消防章を付けること。

形状及び寸法は,図のとおりとする。

下衣

上衣と同様とすること。

製式

長ズボンとすること。

形状は,図のとおりとする。

夏帽

紺色とすること。

製式

円形とし,前ひさし及びあごひもは,紺色又はその類似色とすること。

あごひもの両端は,帽の両側において金色金属製消防章各1個で留めること。

天井の両側にはと目を付け,通風口とすること。

腰はふじ弦編みとし,滑り革には所要の通風口を付けること。

天井の内側には,汚損よけを付けること。

形状は,図のとおりとする。

き章

冬帽と同様とすること。ただし,台地は紺色とすること。

周章

帽の腰周りに紺色又はその類似色のななこ織を巻くものとすること。

夏服

上衣

淡青色とすること。

製式

前面

シャツカラーの長そで又は半そでとすること。

淡青色又はその類似色のボタンを1行に付けること。

左腕に消防吏員章を付けること。

形状は,図のとおりとする。

階級章

冬服上衣と同様とすること。

襟章

左襟に常陸大宮市を象徴する金属製バッジ1個を付けること。

肩章

外側の端を肩の縫い目に縫い込み,襟側を淡青色又はその類似色のボタン1個で留めること。

下衣

夏帽と同様とすること。

製式

長ズボンとすること。

形状は,図のとおりとする。

雨衣

上衣

白・黒のリバーシブルとすること。

製式

折り襟,フード付きとし,前面中央をファスナー及びホックボタンで留めること。

前面左右に各1個,雨ふた付きポケットを付けること。

形状は,図のとおりとすること。

下衣

上衣と同様とすること。

製式

長ズボンとすること。

形状は,図のとおりとする。

ワイシャツ

白色とすること。

ネクタイ

濃紺色とすること。

手袋

白色とすること。

バンド

製式

青色のナイロン製とすること。

バックルは,金属製とし,中央に消防章を付けること。

短靴

製式

黒色の革製短靴とすること。

消防手帳

製式

黒色の革製とすること。

別表第2(第2条関係)

消防吏員活動服服制

保安帽

色又は地質

白色の強化合成樹脂又は堅ろうな材質とすること。

製式

かぶと型とし,頭部の振動を防ぐ装置として内部にポリエチレン製のハンモック及び発砲スチロール製の衝撃吸収ライナー付きヘッドバンドを付けること。

あごひもは,合成繊維とし,調整金具及びあごあて付きとすること。

前面中央に銀色消防章を付けること。

形状は,図のとおりとする。

周章

帽の腰まわりに白銀色の反射線を付けること。

標識

帽の右側面に1行で「常陸大宮市消防本部」と黒色で表示すること。

形状は,図のとおりとする。

冬略帽

色又は地質

青色で難燃性の合成繊維の織物とすること。

製式

アポロキャップ型とし,前ひさしには木の葉を形取った金色の刺しゅうを施すこと。

前立に,常陸大宮市消防を認識する文字を刺しゅうする。

形状は,図のとおりとする。

夏略帽

色又は地質

青色で難燃性の合成繊維とし一部メッシュを配する。

製式

冬略帽と同様とする。

活動服

上衣

青色とすること。

襟,肩及び背面上部にオレンジ色を配すること。

製式

長そでとし,背面上部に「名称」を表示すること。

用途に応じ通気性,難燃性,強度,帯電及び静電防止等の機能性に配慮すること。

左胸部のポケット上部に「常陸大宮市消防本部」の文字を黄色で1行表示する。

左腕に消防隊員章を付けること。

形状は,図のとおりとする。

階級略章

布又はプラスチック製の階級章に代わるもので,胸部右のポケット上部に付けること。

下衣

青色とすること。

製式

長ズボンとすること。

用途に応じ通気性,難燃性,強度,帯電及び静電防止等の機能性に配慮すること。

形状は,図のとおりとする。

防寒衣

色又は地質

紺色系の天然繊維又は合成繊維とすること。

製式

ブルゾン型とすること。

前合わせ,前面中央の内側をファスナーで,外側をボタンで留めること。

形状は,図のとおりとする。

バンド

製式

青色系のナイロン製とし,その一端にほつれ止めの金具を付けること。

バックルは,金属製とし,止め金具はダブルピン留めとすること。

シャツ

製式

紺色又は白色の織物とし,丸首の長袖又は半袖とすること。

作業用手袋

製式

皮革製又はケプラー繊維とすること。

短靴

色及び地質

消防吏員制服の短靴と同様とする。

編み上靴

色及び地質

黒色の皮製とし,外側にファスナーを付ける。

長靴

色及び地質

黒色のゴム製とし,踏み抜き防止板入りとする。

運動靴

色及び地質

紺,白の布製とする。

別表第3(第2条関係)

消防吏員防火被服服制

防火帽

帽体

色又は地質

銀色の強化合成樹脂又は堅ろうな材質とすること。

製式

かぶと型とし,内部に頭部の振動を防ぐ装置及び手動により出し入れできる強化プラスチック製の防護面を付けること。

あごひもは,合成繊維とし,締め付け金具付きとすること。

前後部にひさしを付け,後ひさしには環状の掛け金具を付けること。

形状は,図のとおりとする。

き章

前面中央に銀色金属製の消防章を付けること。台地は,黒色の革製とすること。

形状及び寸法は,図のとおりとする。

周章

帽の腰周りには,階級を表示する1条ないし3条の赤色の反射線を付けること。

しころ

色又は地質

黒色の耐熱性防水布とすること。

製式

取り付け金具により帽体に付着させるものとし,前面は,両眼で視認できる部分を除き,閉じることができるものとすること。

形状は,図のとおりとする。

防火衣

上衣

色又は地質

黒色の耐熱性防水布とすること。

製式

立ち襟式,バンド付きとすること。

前あわせは,ファスナー及びマジックテープで留めること。

胸,背,裾周り及び両そで口に反射テープを付け,ポケットは,左右の胸部,腹部に雨ふた付きを各1個付けること。

左裾内側にロープ留めを付けること。

形状は,図のとおりとする。

下衣

色又は地質

上衣と同様とすること。

製式

長ズボンとし,取り外し可能なサスペンダー付きとすること。

腰周りは,寸法調整バンド付きとし,伸縮自在のひざ当てを付けること。

裾は,絞りタイプとし,その上部に反射テープを付けること。

形状は,図のとおりとする。

長靴

製式

黒色のゴム製長靴とし,その一部に黄色を配すること。

後部及び底部に反射テープを付け,つま先はつぶれ防止加工,底部は踏み抜き防止鋼板入りとすること。

別表第4(第2条関係)

消防吏員救急服服制

冬救急略帽

色又は地質

暗い灰色で,ポリエステルと羊毛との混紡糸を使用したサクソニーとすること。

製式

前ひさしは地質と同じものとし,その表を反射テープで覆うこと。

あごひもは,灰色のビニール製とし,その両端は,帽の両側において銀色金属製消防章各1個で留めること。

形状は,図のとおりとする。

き章

前面中央に銀色消防章を付けること。

周章

帽の周りには,階級を表示する1条ないし3条の白色の線を付けること。

夏救急略帽

色又は地質

暗い灰色で,ポリエステルと羊毛との混紡糸を使用した霜降りトロピカルとする。

き章

冬救急略帽と同様とする。

周章

冬救急服

上衣

色又は地質

明るい青みの灰色で,表面はポリエステルを,裏面はポリエステルと綿との混紡糸を使用したピッケとすること。

製式

台襟付きシャツカラーの長そでとし,ウエストラインにタックを入れること。

比翼仕立てとし,胸部左右に各1個,左肩下に1個のポケットをつけ,胸部左右のポケットにはふたを付けること。

襟にポリエステルと綿との混紡糸を使用した白色のブロードの替え襟をつけること。

右腕に救急隊員章を付けること。

胸部左のポケット上部に,地質を同じ台地に「常陸大宮市消防本部」と青色で1行表示すること。

形状は,図のとおりとする。

肩章

外側の端を肩の縫い目に縫い込み,白色の反射テープの肩章カバーを差し込むとともに,襟側を地質と類似色のボタン1個で留めること。

階級略章

活動服上衣と同様とすること。

下衣

色又は地質

救急帽と同様とすること。

製式

長めのタックを入れた長ズボンとし,両もも及び左右後方に各1個のポケットを付けること。

左右後方のポケットは,ボックスプリーツ上切り替え仕立てとすること。

形状は,図のとおりとする。

夏救急服

上衣

色又は地質

明るい黄みの灰色で,ポリエステルを使用したピンホールトロピカルとすること。

製式

長そで又は半そでとし,その他は,冬救急服上衣と同様とする。ただし,半そでの場合は,左肩下のポケットを付けないものとすること。

形状は,図のとおりとし,図中二重斜線部分はスリット空き,背裏メッシュ仕立てとすること。

左腕に救急隊員章を付けること。

胸部左のポケット上部に,地質を同じ台地に「常陸大宮市消防本部」と青色で1行表示すること。

形状は,図のとおりとする。

肩章

冬救急服と同様とすること。

階級略章

冬救急服と同様とすること。

下衣

色又は地質


暗い灰色で,ポリエステルと羊毛との混紡糸を使用した霜降りトロピカルとすること。

製式

冬救急服と同様とすること。

バンド

製式

白色とし,表面に反射テープをはること。

バックルは,金属製とし,中央に消防章を付けること。

製式

黒色の革製短靴とすること。

別表第5(第2条関係)

消防吏員救助服服制

略帽

色又は地質

消防吏員活動服服制の略帽と同様とすること。

製式

き章

救助服

上衣

色又は地質

オレンジ色で難燃性のものとすること。

製式

襟は開襟とし,前面にファスナーを付けること。

前面左右の胸部分に各1個のファスナー付きポケットを付けること。

胸部及び背部の上方に刺しを入れること。

そで口にまちを入れ,ファスナーを付けること。

左胸ポケット上部に1行で「常陸大宮市消防本部」と黒色で1行表示すること。

左腕に救助隊員章を付けること。

形状は,図のとおりとする。

階級略章

活動服上衣と同様とすること。

下衣

色又は地質

上衣と同様とすること。

製式

長ズボンとし,前面にファスナーを付けること。

ポケットは,両ももの側面に袋式を各1個,右後方にファスナー付きを1個付けること。

腰部から大腿部にかけて刺しを入れること。

形状は,図のとおりとする。

バンド

製式

オレンジ色のナイロン製とすること。

バックルは,金属製とし,止め金は,ダブルピン留めとすること。

製式

黒色の革製又は布製の編上げ靴とし,底は合成ゴムとすること。

別図(数字は,寸法を示し,その数字は,ミリメートルとする。)

冬制帽

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き章

あごひも留め消防章

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周章

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消防司令長

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消防司令補

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消防司令

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消防士長

消防士副長

消防士

制服

前面

後面

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ズボン

ボタン

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消防司令長

消防士長

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消防司令

消防副士長

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消防司令補

消防士

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消防長章

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そで章

消防司令長

消防司令

消防司令補

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消防士長

消防副士長


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夏制帽

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夏服

前面

後面

ズボン

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盛夏服

前面

後面

ズボン

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雨衣

前面

後面

ズボン

ズキン

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保安帽

前面

側面

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略帽

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活動服

前面

後面

ズボン

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防寒衣

前面

後面

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防火帽

前面

側面

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き章

しころ

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防火衣

前面

後面

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ズボン


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救急略帽

き章

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冬救急服

前面

後面

ズボン

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夏救急服

前面

後面

ズボン

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夏救急服(半袖)

前面

後面

ズボン

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救助服

前面

後面

ズボン

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常陸大宮市消防吏員服制規則

平成16年10月15日 規則第142号

(平成27年4月1日施行)

体系情報
第12編 防/第1章 消防本部・消防署/第2節
沿革情報
平成16年10月15日 規則第142号
平成19年5月1日 規則第29号
平成27年1月9日 規則第3号