令和5年3月より、公募型プロポーザル方式により選定した株式会社JR東日本建築設計と取り組んできた「常陸大宮市駅西交流拠点整備工事実施設計」が完了しましたので、その概要をお知らせします。
常陸大宮駅西交流拠点は、若者世代や子育て世代が住み続けたいと思うような魅力ある街並みや、子どもを安心して育てることができる環境を実現するため、「にぎわいの創出」、「インクルーシブ・パーク」、「防災機能の充実」の3つの整備コンセプトを基に、駅西側の市有地において整備を計画してします。
今後は、実施設計を踏まえて、建設工事を進めてまいります。
※インクルーシブとは日本語で「包み込むような・包括的」という意味で、誰も排除しない社会を目指す考え方を言います。
実施設計の概要
3つの整備コンセプトを実現するための4つの軸
- 多様なアクティビティ
子供が楽しく遊べる環境はもちろん、大人も楽しい遊び場を沢山つくります。 - 選べる居場所
芝生広場、園路の途中に点在する休憩場所、カフェスペースなど、誰もが過ごしたくなるような居場所をつくります。 - 安心できる環境
中央に配置された芝生広場では、周囲に見守られながら子供達が安心して遊ぶことができ、災害時には一時避難場所になります。 - 大小のサーキュレーション
人の流れは交流施設内に留まらず、交通広場から駅へ、そして町全体へとつながって賑わいを創出します。
デザインコンセプト
『センターステージ』
大人も子供も 主体的に愉しみ方 を見つけられる。
常陸大宮のインクルーシブ・パークは誰もが主役になれる場所。
そんな街のハブであり、市民一人一人にフォーカスする場でありたいという願いが込められています。
イメージ図










色・デザイン等については実際の建物と異なる場合があります。
施設概要
- 計画地:常陸大宮市中富町963-1外
- 用途:地域交流拠点、飲食店、研修スペース、便所、倉庫
- 敷地面積:8,860平米
- 建築面積:1,825平米
- 延べ面積:1,131平米
- 階数:1階
- 構造種別:鉄骨造、RC造、木造による混構造
事業費
約21.4億円(令和7年1月時点)
※事業費については、資材価格や人件費の変動により、今後変更となる可能性があります。
事業経過
常陸大宮駅西交流拠点化構想(令和2年3月策定)
常陸大宮駅西交流拠点基本計画(令和4年3月策定)
常陸大宮駅西交流拠点実施設計(令和7年3月完了)
関連ページ
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常陸大宮市駅西交流拠点整備工事実施設計委託プロポーザル審査委員会の結果公表