西ノ内紙 (五介和紙)

 
  • 一枚漉きはがき一枚漉きはがき
  • 西ノ内紙西ノ内判
  • 半紙半紙

伝統を今に伝える

西ノ内紙は旧山方町の「西野内」という地名に由来します。県の無形文化財にも指定されており、常陸大宮市を代表する伝統産業でもあります。手漉き和紙の場合、産地ごとに和紙の規格が決まっており、「西ノ内紙」という商品は1尺1寸×1尺6寸(33cm×48cm)という伝統的な大きさの紙を指します。

コラム

常陸大宮市産なのに「那須楮」?

西ノ内紙の原料には常陸大宮市や大子町で生産される「那須楮」が使用されています。昼夜の寒暖差が大きいため、絹にもたとえられるような適度な太さ・長さの繊維となり、良質な和紙の原料となります。江戸時代、鬼怒川を使って江戸に運ぶ際に那須地域に集約されたものを総称して「那須楮」と呼びました。その名残で現在もこの地域で生産される楮は「那須楮」と呼ばれています。

買えるお店

五介和紙売店                                                                  道の駅常陸大宮「かわプラザ」(一部商品取り扱い)

参考価格

一枚漉きはがき〔1セット10枚入り〕600円(税込)

西ノ内判(にしのうちばん)〔1枚〕240円(税込)

半紙〔1セット50枚〕4,000円(税込)

五介和紙

常陸大宮市山方1323

TEL:0295-57-6647