水郡線常陸大宮駅の駅舎・自由通路整備は、JR東日本など関係機関と協議を重ね、このたび基本設計が完了し、イメージ図が完成しましたので、ご紹介します。
なお、色・デザイン等については実際の建物と異なる場合があります。
基本方針
常陸大宮駅周辺整備計画における駅周辺の将来像『魅力と活気あふれる快適なまちづくり』を実現するため、以下の3つの基本方針に沿って計画を整備します。
1.『市民が親しみを感じる駅舎』
- 郷土に寄り添う『屋根に包まれた駅舎』
- 市産材を用いた『地域の魅力や地域産材の良さを発信できる駅舎』
2.『魅力ある周辺環境を創造する場』
- 街に対して人々のふるまいや駅の利用シーンが窺うことができる『地域に開かれた駅舎』
3.『ひとにやさしい空間』
- バリアフリーデザインの考え方を踏まえた『利用者が使いやすい駅舎』
- 街の回遊性を向上させる施設として『憩いや交流の場をもつ、気軽に利用しやすい駅舎』
デザインコンセプト
カコイバ:屋根に囲われた駅舎空間
文政3年(1820年)から現在まで続く『西塩子の回り舞台』をモチーフとした大きな屋根によって、東口駅舎・西口駅舎・自由通路等が一体的な場として共存する、未来へつなぐ新しい駅舎
イメージ図
外観全体イメージ
- 常陸大宮駅周辺整備計画における中心機能として、『地域発展のシンボル』となるデザイン
- 『西塩子の回り舞台』のデザインを引用し、駅全体が『包み込まれるような一体感のある空間づくり』
東口外観イメージ
- 駅周辺の低層の住環境と調和した落ち着きのあるデザイン
- 人々の賑わいや交流が生まれる空間づくり
西口外観イメージ
- 駅西側の土地を構成する『河岸段丘』と対応した、風景と調和したデザイン
- 新しく整備される西口駅前広場への眺望を確保
自由通路イメージ
- 市産材の利用を促進し、常陸大宮市の街にふさわしいデザイン
今後について
今後、常陸大宮駅舎、東西自由通路、東西駅前広場の実施設計に入ります。随時、進捗状況を市ホームページや広報誌等でお知らせいたします。