美和のスギ・ヒノキ林が文化庁ふるさと文化財の森に設定されました!

美和のスギ・ヒノキ林が文化庁ふるさと文化財の森に設定されました!

 令和5年3月3日、常陸大宮市美和のスギ・ヒノキ林がふるさと文化財の森に設定され、東京都千代田区の文化庁長官室で設定書の交付式が行われました。
 文化庁の進めるふるさと文化財の森システム推進事業とは、文化財建造物の保存のために必要な資材を確保するため、檜皮、木材、茅、漆などの優良な産地を対象として技能者育成や普及啓発活動などを行う事業で、全国で86か所がこの設定を受けています。美和のスギ・ヒノキ林は、樹齢100年を超える大径木の量と質が高く評価されて87番目の設定に至ったもので、令和3年に設定された家和楽漆林に次いで、常陸大宮市内2件目の設定となります。
 交付式では、都倉俊一文化庁長官からスギ・ヒノキ林所有者代表の川野和彦氏へ、設定書が直接交付されました。席上、都倉長官は「大径木は全国的にも希少となっていて、文化的建造物の修復の際に手に入れるのが難しくなっています。美和のスギ・ヒノキ林の重要性は今後ますます高まることと思います。」と述べられました。川野氏は「私たちが先祖代々守ってきた林が、非常に高い評価をいただき感激しています。樹齢100年を超える木というのは私の4世代前が植えたものです。これが文化財の修復に使われれば、ご先祖様も喜ぶと思います。」と語っていました。

交付式

▲都倉俊一文化庁長官(左)から設定書を受ける川野和彦氏(右)

記念撮影

▲記念撮影

歓談

▲交付後、長官室で歓談

設定書

▲交付されたふるさと文化財の森設定書

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  • 【ID】P-8365
  • 【更新日】2023年3月13日
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