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歴史民俗資料館 山方館
− 人々のくらしと民俗 −
―展示テーマ―
常陸大宮市は佐竹氏時代から紙漉き(かみすき)が盛んな地でした。水戸藩の藩財政を支えるほど大きな役割を果たした「西ノ内紙」とならび、蒟蒻(こんにゃく)、葉タバコの生産も盛んで、近世には有数の産地として知られていました。それらの歴史と製作過程を中心に、市内における生活や生業に関わる民俗資料を展示しています。
和紙の生産
市内では、久慈川の水と奥久慈の楮(こうぞ・那須楮と呼ばれる)を原料として、西ノ内紙が作られてきました。当地域は良質な楮が得られる自然条件を備えていたため、紙漉きは中世から盛んになったとされています。水戸藩領となってからは、和紙が藩の専売となり、市内のほとんどの地域で農家の副業として生産が行われました。
中島藤衛門と蒟蒻(なかじまとうえもんとこんにゃく)
蒟蒻は江戸時代中期頃から県北部山間で栽培されるようになりましたが、春先などは輸送の過程で傷んでしまうため、収益が少ないという難点がありました。18世紀の後半、諸沢村(市内諸沢)の中島藤衛門は苦心の末に蒟蒻玉を乾燥させ粉末にして流通させるという方法を確立し、販路の拡大に功績を残しました。
火打ち石の採掘
市内の諸沢地区、那珂地区、下小瀬地区、三美地区は古来から火打石(メノウ)が産出したと言われています。特に諸沢には火打ち石山があり、水戸藩の事業として大々的に採掘が行われていました。採掘された火打ち石は江戸や大阪にも流通し、現在でもそれらの都市遺構から当市内産の火打ち石が出土しています。
利用案内
開館時間
午前9時〜午後4時30分
休館日
祝祭日 毎週月曜日 毎月末
年末・年始(12月28日〜1月4日)
その他必要と認めた日
入館料
無料
アクセス
JR水郡線山方宿駅下車 徒歩5分
常磐自動車道那珂ICから約40分
山方物産物直売所「水ぐるま」裏手、久慈川清流公園西側、淡水魚館隣
−お問い合わせ−
常陸大宮市 歴史民俗資料館 山方館
Tel 0295-57-2616 Fax 0295-57-2616
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