佐々木 遥香さん(市地域おこし協力隊)
多様な農業を学ぶため、神奈川県小田原市から移住して常陸大宮市の協力隊の道を選びました。幼少期、農業を営む祖父母の手伝いをしていたことがきっかけで農業へ興味をもち、農業大学校に進学して2年間果樹を専攻しました。将来は果樹の営農がしたかったので、就農までのルートやサポートがしっかりしている茨城県で、その中でも研修先が多く、単品目に限らずさまざまな農家さんで学べる常陸大宮市を希望しました。
常陸大宮市は神奈川ではなかなか見られないほど田んぼが広くて、登山好きとしては山も多いのが魅力です。自然豊かなのに市街地ではスーパーが多く、日用品がそろうので、移住して日は浅いですが今のところ不便は感じていません。
お茶を飲む習慣がなかったんですが、道の駅「かわプラザ」で買った奥久慈茶が美味しくて興味がわきました。それから、そばがとても美味しい!「蕎麦のうか しの田」さんではそばだけじゃなく、そばせんべいやそば粉のシフォンケーキなど珍しいメニューもあって、美味しかったです。そばが好きなので、これからいろいろ開拓したいです。協力隊の面接の時に訪れたそば屋さんに居合わせたお客さんの優しさも印象に残っています。
中村 保さん(市地域おこし協力隊)
奥久慈漆を振興する市の協力隊に着任して1年。漆の生産管理をする中で、漆液が溜まるのは目に見えての実感があり、漆芸家に「漆として使える」と判断いただけたことは、責任もって採取した成果が形になって安心しました。2年目は、奥久慈漆の生産管理に加え、漆器制作の基礎的な技術の習得に重点を置いていきたいです。
常陸大宮市は市街地に必要な店がそろっていて、住みやすさを感じています。便利ながらも人混みが少なく、穏やかな暮らしができるまちだと思います。ただ、市街地にはスーパーが多くて便利なんですが、他の地域にももっと分散してほしいなとも(笑)
個人的には、江戸時代から続く「西の内紙」や「堰」の歴史や文化に触れて、とても興味を持ちました。協力隊活動中、原料の楮の処理を手伝いながら、西の内紙の歴史を聞く機会がありました。話を聞いて、私が携わる漆以外にも、貴重な技術が残るまちだと感じました。また、辰ノ口や岩崎などの「堰」が、江戸時代に造られた姿のまま、今も農業用水として機能し、農家を支えていることにも感動しました。
小島 英久さん(県北起業型地域おこし協力隊)
【市の活用支援制度】住宅取得奨励金 創業支援補助金
大学時代の友人が学童を開く手伝いをきっかけに、県の地域おこし協力隊に応募しました。その時は自分が何をやるか、まったく決まっていない状態で移住しました。さあ何をしようかと思ったとき、人と人との繋がりを創出する場所を作りたいと考え、「COFFEE & PLACE HANDs」の立ち上げを決めました。
決めたはいいけど何からどうすればいいのか、何もわからない中、本当にいろんな方に助けてもらいました。市の「創業支援金」はかなり大きかったです。これほど手厚い支援は他市にはないと聞きました。商工会の方にもすごくお世話になりました。素人に対するバックアップが丁寧で、商工観光課の方も創業後に様子を見に来てくれたり、開業して終わり、じゃない人の温かさがあります。事業者の方も市民の方も協力的で、潜在的に「常陸大宮市をなんとかしたい、盛り上げたい」という思いがあると感じました。
今後はもっとワクワクできるまちに、特に若者が挑戦しやすいまちにしたいと考えています。自分が行動し続ける姿を見せることで、このまちで挑戦できることを伝えたい。
常陸大宮市は地元産の食材が多いのも魅力で、中でも「奥久慈いちご」には感動しました。品種や農園が多いので、他の人と「推しいちご」を話せるのも楽しいです。あと東京まで直通2時間半でいける高速バスがすごく便利!この情報をしばらく知らなくて。もっと推してほしい!
COFFEE & PLACE HANDs Instagram
後藤 はるかさん(県北起業型地域おこし協力隊)
東京でデザイナーをしていましたが、先に空き家になっていた実家へと U ターンしていた夫と生活をともにするため移住しました。結婚前にも夫の実家にちょくちょく行っていて、東京に比べてゆったりした時間を過ごせる居心地の良さを感じていていたのですが、ちょうど独立の準備をしたいと思っていたところに県の起業型地域おこし協力隊の募集があり、移住を決意しました。
今は前職の経験を生かしてデザイナーとして活動しています。デザインがこの地域に必要とされている仕事なんだなとすごく感じています。仕事の傍ら、空き家を DIY で再生させた民泊を夫と運営しています。民泊を開業するうえで夫が「創業支援金」を活用したんですが、商工観光課の方がこの支援金の活用者が集まる場を設けてくださって、それがすごくありがたかったです。そこで同世代の移住者が多いことがわかって、コミュニティが広がりました。
常陸大宮市は、美味しいものや地域ならではの魅力が豊富にある一方で、それが十分に知られていないと思いました。特産品や手土産をデザインの力で「売れる商品」になるように磨き上げることが、私にできることだと感じています。
オススメしたいのは安いのに美味しい市産の野菜。道の駅「かわプラザ」では珍しい洋野菜もあって、東京の友人には野菜をお土産にすることも。それから、「スーパーヒロセヤ」。特産品の瑞穂牛を取り扱っていて、種類も多いので、民泊でバーベキューをするお客さんに紹介しています。
空き家DIYにかかせなかったのがホームセンター「山新」!とにかく広くて、家具も資材もなんでもあるのでとにかく楽しいんですよね。大きいホームセンターがあるのもこの市の魅力です。
coiwai design ホームページ
民泊「sumiya coiwai」ホームページ
鈴木 礼寿さん(県北起業型地域おこし協力隊)
【市の活用支援制度】創業支援補助金
都内での空き家活用の経験を活かし、祖父母が残した築150年の古民家を宿泊施設「kominkaしののや」として再生させることを決意しました。はじめは家族で黙々と作業していましたが、県北の協力隊に応募したことをきっかけに、協力隊の先輩や市内外の創業者の皆さんとのつながりもできました。地域や行政の皆さんが、子育てをしながらの新事業立ち上げを応援してくれているのが感じられて、とても心強かったですね。
現在は家族とともに埼玉県と常陸大宮市の二つの地域を行き来し、それぞれを暮らしの拠点とする二地域居住をしています。子どもを預けられる環境がなければ、二地域居住を続けながら事業を進めることは難しいと感じていました。そこで一番近くの野上保育園に相談したところ、一時預かりを快く受け入れてくださったんです。一時預かりでもほかの園児と同じように接してもらえ、イベントにも参加させてもらえたりと、子どもが自然や地域と触れ合う機会を持てることはとてもありがたいです。
子育てをする身として、首都圏で遊びに行くとなるとそこに付随する費用を計算しないといけない。交通費や入館料や食費etc...どうしても費用がかさむんです。常陸大宮市では、車があればどこでも行けるし、自然が多くて、虫捕りや川で遊ぶでも十分楽しめます。BBQや花火などを自宅の庭で気楽にできるのも魅力ですね。匂いや煙が出るものって住宅が密な首都圏ではなかなか難しいんです。ここは近所でもBBQをされていて、地域の寛容さを感じています。
それから市内の温泉も魅力ですね。「三太の湯」は広くて、お湯があたたかくて柔らかい。肌にいいなと感じて、よく利用しています。
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