常陸大宮市では、「ふるさと常陸大宮」を次の世代、そして未来へとつなぎ、地域の個性や特性を生かしながら、本市ならではのまちづくりに全力で取り組んでいくため、総合計画の基本構想を見直すとともに、新たな基本計画を策定しました。
市の将来像「人が輝き 安心・快適で 活力と誇りあふれるまち」の実現に向けて、本市の特性や優位性を最大限に活用しながら、効果的・効率的な施策を推進してまいります。
常陸大宮市総合計画について
長期的な視点を持ったまちづくりの指針となる計画
本市が目指す将来像及び進むべき方向性を明確にすることで、その実現に向け市民と行政が目標を共有し、まちづくりに取り組むための計画です。また、市政運営の指針となり、分野別のまちづくりを進めるうえでの最上位の計画としての役割を果たします。
計画の名称と構成及び期間
総合計画は「基本構想」「基本計画」「重点事業計画」の3つから構成されます。
1.基本構想(令和32年度頃を展望)
目指すべき市の将来像やまちづくりの基本的な理念などを掲げるとともに、その実現に向けた施策の大綱を設定しています。
2.基本計画(令和4年度から8年度の5年間)
施策の大綱に基づいて、市が推進すべき個別施策の体系や取組を具体的に定めています。
3.重点事業計画(3年間、毎年度見直し)
基本計画で定めた施策を実現するための具体的な事業の中から、重点的に取り組む事業を取りまとめています。
基本構想
市の将来像
「人が輝き 安心・快適で 活力と誇りあふれるまち」
一人ひとりが自分らしく輝き、誰もが安心して快適に暮らせ、いつまでも活力にあふれ、誇りを持ち続けることができるまちを目指します。
施策の大綱(分野別の施策の枠組み)
- 未来を拓き、自分らしく輝くひとを育むまち(子ども子育て・教育・生涯学習)
- だれもが安心して暮らせるまち(医療・福祉・防災)
- 自然と調和した快適で安全なまち(土地利用・社会基盤・環境・安全対策)
- みんなでつくる協働のまち(自治・交流・連携)
- 魅力ある資源を生かした活力と誇りあふれるまち(産業・観光)
基本計画
政策プロジェクト
新たに策定した基本計画では、人口減少対策を最重要課題として捉え、計画期間において、重点的・優先的かつ施策体系の枠組みを超えて、全庁横断的に進める政策プロジェクトとして「人口流出を防ぐダム(政策)の構築と実践」を掲げ、次の3つの戦略を推進します。
戦略1:常陸大宮市に「住みたい」~魅力あるまちづくり~
子育て世代をはじめ、全ての市民が暮らしやすく、住み続けたいと思える、コンパクトで便利なまちづくりを進めるとともに、移住・定住の地として本市が選ばれるための取組を推進します。
戦略2:常陸大宮市で「育てたい」~子育て支援と教育の充実~
子どもたちが健全に成長し、勉強やスポーツに親しみ、幸せで将来に夢を持てるように教育環境の充実を図るとともに、子育て中の保護者に係る経済的支援や、仕事と子育てを両立するための支援などの子育てサポートの取組を推進します。
戦略3:常陸大宮市に「来たい」~新たな魅力の創出と磨き上げ~
本市には「那珂川」・「久慈川」の二大河川や本市北部に広がる美しい里山風景などの豊かな自然をはじめ、積み重ねてきた歴史や伝統文化など、多くの魅力を有しています。これらの魅力や地域資源を生かし、産業や観光の振興、交流人口や関係人口の創出・拡大のための取組を推進します。