マイナ救急のご案内(令和7年10月1日開始)
令和7年10月1日から、救急活動においてマイナンバーカードを健康保険証として活用する「マイナ救急」を開始します。
救急隊員が傷病者ご本人のマイナ保険証(健康保険証として利用登録済みのマイナンバーカード)を活用し、同意をいただいたうえで、過去に受診した医療機関や処方された薬などの医療情報を閲覧できる仕組みです。これにより、より適切な応急処置や搬送先医療機関の選定に役立ちます。
マイナ救急の利点
救急隊員が、傷病者のマイナンバーカード(健康保険証として利用登録済み)を専用機器で読み取り、同意をいただいたうえで医療情報を確認できる仕組みです。暗証番号の入力は不要で、カードを提示するだけで次のような利点があります。
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持病や服薬情報を確認できるため、より適切な応急処置が可能になります。
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搬送先の医療機関を迅速かつ適切に選定できます。
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救急現場から医療機関への情報伝達がスムーズになります。
全国での導入状況
この制度は総務省消防庁が推進する取組みで、全国5,334隊の救急隊で実施されます。
市民の皆さまへのお願い
病気やけがで苦しんでいるご本人や、動揺されているご家族が、病歴や服薬歴を正確に伝えることが難しい場合もあります。そのようなときに救急隊員がマイナ保険証を活用することで、情報を迅速かつ正確に把握でき、説明のご負担を軽減することができます。
安全・安心な救急医療につなげるため、マイナンバーカードを健康保険証として利用できるよう事前登録をお願いいたします。