令和8年10月30日の茨城県知事定例記者会見で、「フュージョン発電実証プラントの誘致」に関する発表がありました。
市長コメント
本日、茨城県知事から、フュージョン発電実証プラントの設置候補地の公募に対し、本市に所在するガンマーフィールド跡地を候補地として応募した旨の発表がありました。
フュージョンエネルギー(核融合)は、太陽が熱や光を生み出す仕組みを地上で科学的に再現するものであります。水素の仲間である重水素と三重水素を燃料として高温・高圧下で衝突・融合させ、異なる原子となる際に放出されるエネルギーを発電に用いるもので、(1)豊富な燃料資源(燃料は海水中に広く存在)、(2)優れた環境性(廃棄物は低レベル放射性廃棄物のみ)、(3)高い安全性(反応が止まらなくなる暴走(連鎖反応)が起きない)、(4)高い発電効率(燃料1gで石油8t分のエネルギーを発生)という優れた特性を持っており、ウランを原料とした核分裂反応を利用する原子力発電とは、原理的に全く異なるものです。
また、本年7月には日本成長戦略17分野の一つに位置づけられ、今後、官民合わせて3.1兆円の投資が見込まれている、世界中で注目されている次世代クリーンエネルギーで、本市に隣接する那珂市には、フュージョンエネルギー関連施設であるQST那珂フュージョン科学技術研究所が1985年(昭和60年)に立地し、実証実験を行っています。
この発電実証プラントの誘致が実現すれば、本市にとりましても、大きな経済波及効果はもとより、さらなる発展が期待できるものと考えております。
本市といたしましては、今後も茨城県と密接な連携を図りながら、多角的な視点から詳細な情報の収集に努めるとともに、必要に応じて設置事業者等による住民説明会を開催するなど、市民の安全・安心の確保を最優先に対応してまいりたいと考えております。
令和8年10月30日
常陸大宮市長 鈴木定幸
茨城県発表資料
詳細については、茨城県のホームページをご覧ください。