昭和20年(1945)に戦争が終結してから、今年で80年の節目を迎えます。
この戦争は地域社会と密接に関係し、多くの兵士が戦地へと動員されましたが、その実態はどのようなものだったのでしょうか。本展示では、常陸大宮市域に関連する戦争関連資料を中心に、戦時中における人々の暮らしや兵事業務の一端について紹介します。
また、常陸大宮市域から出征した兵士の中には、東南アジアや南洋諸島などの激戦地へと送られる者も多く、その1つであるペリリュー島の戦いでは、75名の市域出身者が犠牲となりました。彼らが所属した水戸歩兵第二連隊に関する資料や、ペリリュー島の戦いを舞台にした劇場版『ペリリュー-楽園のゲルニカ-』(配給:東映)の原画パネルなどもあわせて展示しておりますので、ぜひお越しください。
「ペリリュー-楽園のゲルニカ-」書影(©武田一義/白泉社)
展示期間
令和7年7月26日(土曜日)から11月9日(日曜日)まで
※月曜・祝日は休館
開館時間
午前9時から午後4時30分まで
※7月26日(土曜日)・8月9日(土曜日)・8月16日(土曜日)・8月23日(土曜日)・9月6日(土曜日)・9月20日(土曜日)・10月4日(土曜日)・10月18日(土曜日)・11月8日(土曜日)・11月9日(日曜日)は午後2時から展示解説を行います(各回1時間程度)。
場所
常陸大宮市文書館(常陸大宮市北塩子1721番地)
入館料
無料