常陸大宮市では県北西部地域の医療を守るため、大学と協定を結び、常陸大宮済生会病院を研究拠点とした寄附講座※を開設し、医師の育成、地域医療の充実を図っています。
現在は下記の2つの大学に寄附講座を開設し、地域の皆さまが安心して生活できるよう取り組んでいます。
東京女子医科大学
講座名
茨城県小児地域医療学寄附研究部門
開設期間
令和6年4月から令和8年3月(2年間)
目的
- 小児科学分野での医師の育成
- 小児救急等の医療体制の構築に関する研究など
東京医科歯科大学
講座名
茨城県北西部地域医療学講座
開設期間
令和5年4月から令和8年3月(3年間)
目的
- 総合的な診療能力を有する医師の育成
- 情報通信機器を使った教育及び診療体制の整備に関する研究など
また、常陸大宮市では医学部の学生に対する修学資金の貸付けも行っています。
「修学資金貸付制度」と「寄附講座」という2つの手法を用いて、これからの常陸大宮市の地域医療を担う医師の確保を目指します。
※寄附講座とは、行政や企業が大学に寄附を行い、大学がその資金を活用して研究や教育を行う活動のこと。