私たちの住む常陸大宮市の教育、福祉、産業、建設など、住民福祉の向上について市民全員で話し合い、方針を決定していくことが民主主義の姿ですが、全員で協議することは実際には不可能です。そこで市民の代表者を選挙で選び、市政の運営を委ねることにしています。この代表者が市議会議員と市長です。
市議会議員は市議会を構成して、市長が行政を行うのに必要な予算や条例などを決定します。そして議会の決定した意思に従って、市長は『豊かな自然と調和した、安心快適な活力のまち』の実現のために実際の仕事を行います。このことから議会を『議決機関』、市長部局等を『執行機関』と呼び、両者は車の両輪のように、ともに市政を運営していきます。
市議会の構成
議長・副議長
議長と副議長は、議員の中から選挙で選ばれます。議長は市議会の代表であり、会議(定例会・臨時会）の議事の整理や議場の秩序を保ち、審議を円滑に進めます。
副議長は、議長が不在のときに議長に代わり、議長と同じ職務を行います。
議員
市議会は、市民から選挙で選ばれた議員で構成されます。
市議会の運営
議会
議会はいつも開かれているのではなく、定例、または臨時に、ある一定の期間だけ開かれます。定期的に開く会議を『定例会』、必要に応じて開く会議を『臨時会』といいます。本市の定例会は年4回で、3月、6月、9月、12月に開かれます。
本会議
定例会・臨時会で開かれる会議を「本会議」といい、この会議で議会の最終的な意志決定を行います。
また、この本会議では、市政全般について質問する一般質問等が行われます。
委員会
議案などは最終的に本会議で可否が決められますが、市政は広範囲 にわたるため、あらかじめいくつかの委員会を設け、専門的に審査します。委員会には、常任委員会と議会運営委員会及び特別委員会があります。