認知症は誰にでも起こりうる身近な脳の病気です。認知症になっても、本人の意思が尊重され、できる限り住み慣れた環境で暮らし続けていける地域づくりが必要となっています。
常陸大宮市では、平成30年5月から「認知症初期集中支援チーム」を設置しています。
【認知症初期集中支援チームとは】
認知症またはその疑いのある方やご家族に対し、早期診断・早期対応に向けた支援を集中的に行うことを目的とした医療・介護の専門職によるチームです。
※チームのメンバー
志村大宮病院(認知症疾患医療センター)、常陸大宮済生会病院の認知症サポート医のアドバイスのもと、看護師、保健師、作業療法士、社会福祉士等がチーム員として活動しています。
※活動のながれ
・ご家庭を訪問し、ご本人やご家族の支援を行います。
・困りごとを確認し、ご本人やご家族の心理的なサポートを行います。
・おおむね6か月以内を目安に、医療や介護につなげていくために集中的に支援を行います。
・その後は、地域包括支援センターやケアマネージャー等に引き継ぎます。
・引継ぎ後も支援がスムーズに行えるように、かかりつけ医や関係機関と情報共有を行います。
【対象となる方】
40歳以上で自宅で生活し、認知症が疑われるまたは認知症の方で、次の(1)~(4)のいずれかに該当する方
(1)認知症の診断を受けていない方
(2)介護サービスを受けていない方
(3)医療または介護サービスを中断されている方
(4)医療または介護サービスを受けているが、認知症の症状が強く対応に困っている方
【支援を希望する場合の相談先】
お住まいの地区の地域包括支援センターにご相談ください。
南部地域包括支援センター(大宮地域全域)
53-6810
北部地域包括支援センター(山方・美和・緒川・御前山地域)
57-3326