感染症発生動向調査事業に基づく、小児科定点医療機関からの患者数の報告において、茨城県内の伝染性紅斑の報告数が第16週(4月14日から4月20日)で警報レベルである2を超え、県内全域に「伝染性紅斑の流行警報」が発令されました。
伝染性紅斑は、両頬に赤い発しん(紅斑)が出ることから「リンゴ病」とも呼ばれ、小児に多い感染症です。また、これまで伝染性紅斑に感染したことのない女性が妊娠中に感染した場合、胎児にも感染し、胎児水腫などの重篤な状態や流産のリスクとなる可能性があります。
感染拡大防止のため「手洗い」「咳エチケット」などの基本的な感染症対策を行いましょう。
感染症対策