再葬墓ってなあに?
泉坂下遺跡は弥生時代中期(約2300~2200年前)の再葬墓遺跡です。
再葬墓とは、遺体を埋めたり、ほら穴などに置いたりして一度葬ったあと、骨だけになってから遺体を壺や甕などに入れて埋めた墓です。縄文時代や弥生時代に行われ、特に弥生時代の中ごろの東日本に見られます。
弥生時代の再葬墓は、骨を入れる容器として壺形土器を使うのが特徴です。また一つの穴に壺をいくつも埋めるので、個人の墓でなく集団の墓だといえます。そして、泉坂下遺跡や小野天神前遺跡(常陸大宮市小野)から出ているように、人面付土器が一緒に出土するのも特徴のひとつです。
人面付土器ってなあに?
人の顔のモチーフがついている土器で、東海から東北南部にかけての地域に見られます。そのほとんどは弥生時代の再葬墓に関係するものであり、土器の口から首のあたりの部分に顔がつけられています。一つの再葬墓遺跡に一つの人面付土器が出土する例がほとんどですが、小野天神前からは3点が出土しています。
1 再葬墓ってなあに?人面付土器ってなあに?
このページの内容に関するお問い合わせ先
- 文化スポーツ課 文化振興G
-
〒319-2292 常陸大宮市中富町3135-6 本庁3階
電話番号:0295-52-1111
アンケート
常陸大宮市ホームページをより良いサイトにするために、皆さまのご意見・ご感想をお聞かせください。
なお、この欄からのご意見・ご感想には返信できませんのでご了承ください。
- 【ID】P-1276
- 【更新日】2017年8月31日
- 【アクセス数】
- 印刷する