『常陸大宮市史』の3冊目を刊行しました
『常陸大宮市史 資料編3 近世1』は、常陸大宮市域の江戸時代を紐解くうえで重要な資料を数多く収録しています。私たちの地域のルーツをたどる必見の基礎資料集です!
本書の見どころ
- 慶長7年(1602年)の佐竹氏の国替えから、明治5年(1871年)廃藩置県までの、江戸時代の常陸大宮に関する古文書563点とカラー口絵50点を掲載。
- 水戸藩の支配と領民、村の運営と村役人の役割、農業と特産物の流通、山野や湖川の資源利用、暮らしのなかの祈りと信仰など、地域社会の豊かな営みを伝える8つのテーマにより構成。
- 徳川光圀の領内視察や西ノ内紙、蒟蒻、久慈川・那珂川の江堰など、地域の特色あるテーマを古文書から紹介。
目次
第1章 水戸藩と領民
- 解説
- 第1節 領主からのメッセージ
- 第2節 領地を巡る
- 第3節 「公儀」と領民
第2章 支配と村
- 解説
- 第1節 寛永検地と天保検地
- 第2節 年貢と諸役
- 第3節 人別改
第3章 村の運営と村役人
- 解説
- 第1節 村の規制
- 第2節 村役人の任命と退役
- 第3節 村の不正事件
第4章 村の農業・特産物生産と商業
- 解説
- 第1節 村の耕地と穀物生産
- 第2節 特産物の生産・加工・流通
- 第3節 醸造業の展開
- 第4節 在方商業の諸相
第5章 山野の環境と利用
- 解説
- 第1節 御立山の管理と利用
- 第2節 分附山・村持山
- 第3節 材木の輸送
- 第4節 様々な林産物
- 第5節 森林の枯渇と植林
- 第6節 林野をめぐる争い
第6章 水辺の環境と利用
- 解説
- 第1節 利水と治水を担った人々
- 第2節 久慈川水系の利水と治水
- 第3節 那珂川水系の利水と治水
- 第4節 溜池の普請
- 第5節 川と池のめぐみ
第7章 暮らしの危機と救済
- 解説
- 第1節 天災から農業を守る
- 第2節 暮らしの逼迫と救恤
- 第3節 備荒貯穀と買米
- 第4節 病気と予防
- 第5節 頼母子
第8章 村の寺社と人々の暮らし
- 解説
- 第1節 本末制度下の寺と村
- 第2節 寺宝と藩
- 第3節 寺社調査の変遷
- 第4節 寺社政策のひずみ
- 第5節 奉行所・寺社・村の金融
- 第6節 寺社をめぐる村内秩序
- 第7節 祈りと祭り
仕様
- B5判・クロス装・上製本・箱入り
- 本文モノクロ994ページ・口絵22ページカラー
令和6年4月23日(火曜日)より、販売を開始します。
販売価格
1冊3,500円
販売窓口
郵送でのご購入も可能です。
郵送でのご購入をご希望の方は、以下のものを文化スポーツ課あてにお送りください(1冊購入の場合)。
- 代金分(3,500円)の普通為替証書
- 購入する書籍名・冊数、郵送先のご住所・お名前・電話番号を書いたメモ
ゆうパック着払いでお送りします。
※2冊以上ご購入の場合は、文化スポーツ課までご連絡ください。
お問合せ先
常陸大宮市教育委員会事務局 文化スポーツ課文化振興グループ
- 電話番号:0295-52-1111(内線343)
- ファクス番号:0295-53-6502
- メールアドレス:bunsupo@city.hitachiomiya.lg.jp