「常陸大宮市水道事業経営計画」を策定しました。

計画の趣旨

水道事業経営計画は、本市が将来にわたり持続可能な水道事業の経営を行うために、20年後から30年後を見据えて、お客さまや事業に関わる皆さまと共有すべき将来像とその実現に向けた取組の方向性を示す「水道ビジョン」と、それを具現化するための事業方針等を定めた「経営戦略」で構成しています。今後も「全ての市民に安心・安全な水を安定して供給する水道」を基本理念とし、水道事業を取り巻く外部・内部環境の変化や経営課題を踏まえ、事業運営の指針となる本計画を策定しました。

計画の位置付け

厚生労働省が将来の水道の理想像や取り組むべき事項、方策を提示した「新水道ビジョン」の内容の実現に向けて水道事業者に策定を勧めている「水道事業ビジョン(地域水道ビジョン)」及び総務省が公営企業に策定を要請した「経営戦略」に位置付けています。

計画期間

水道ビジョン … 概ね20から30年後の将来を見据えています。
経営戦略 … 令和3年度から令和7年度の5年間

水道事業経営計画における目指す将来像と取組の方向性及び事業計画

水道ビジョン

目指す将来像

常陸大宮市総合計画における市の将来像である「人が輝き安心・快適で活力と誇りあふれるまち」の実現に向け、水道事業においても「全ての市民に安心・安全な水を安定して供給する水道」を基本理念として掲げ、運営していきます。

取組の方向性

目指す将来像の実現に向けて次の3つを重点的な取組の方向性として事業を推進していきます。

  1. 持続可能な経営
    合理的、効率的な事業運営を行い、経費の縮減と収入の確保に努め、経営基盤の強化を図るとともに、お客さまとのコミュニケーションを深め、サービスの向上を目指します。
    • 業務体制の強化と効率化
    • 県内水道事業体との連携
    • 将来を見据えた経営
    • 充実したお客さまサービスの実現
  2. 安心安全な水
    良質で豊富な水源の確保や水質試験体制の強化により、安心で安全な水を供給するとともに、環境にやさしい水道システムの構築を目指します。
    • 安心で良質な水の供給
    • 環境にやさしい水道システムの研究
  3. 災害に強い水道施設
    浄水場や基幹施設・管路の更新・改良と耐震化を計画的に実施し、有収率の向上を図るとともに災害に強い水道施設整備を目指します。
    • 災害に備えた強い水道施設
    • 老朽管路の計画的な更新
    • 迅速な応急対策と復旧体制の構築

経営戦略

事業計画

ビジョンで示した「取組の方向性」に沿って、3つの施設目標を掲げ、令和3年度~令和7年度での主要事業(具体的な取組)を重点的に進めることで、「20年後から30年後の将来像」の実現を目指します。

  1. 経営基盤の強化
  2. 安心で安全な水の安定供給
  3. 災害に強い施設づくりの推進

財政収支計画

水道施設の更新の推進、徹底した経費節減や国の制度を活用した財源の確保及び企業債の活用を基本的な考え方とし、財政収支計画を立案しています。

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このページの内容に関するお問い合わせ先

総務経営課 水道お客さまセンター

〒319-2145 常陸大宮市宇留野3030 水道管理事務所

電話番号:0295-52-0427

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  • 【ID】P-6097
  • 【更新日】2021年3月25日
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